ピアノの値段の話ではございません(笑)
調律作業が終わると、可能な限りそのピアノを実際に弾いているユーザー様に、確認の試弾をお願いしています。
普段どのように使用されているかを調律師目線で確認させていただけると、今後のメンテナンスのアドバイスなどもしやすくなります。
そこで意外と多く目にするのが、あまりにも低すぎるピアノ椅子の設定。
ある時は・・・リストが大好きな小柄な男子中学生
またある時は・・・小学校低学年女の子
またある時は・・・ピアノを始めたばかりの大人の方
去年ショパンコンクールで入賞された小林愛実さん。一次予選でピアノの椅子の高の調整で時間をとったことが話題になっていました。彼女のような華奢な体でなくとも、ピアノを響かせるには椅子の高さは大変重要だと言うことがわかります。
で、調律作業後の作業?として、椅子の高さも実際に座っていただき、弾いていただきながらベストな高さを確かめてもらうと、みなさん、
『世界が変わった・:*+.\(( °ω° ))/.:+』
という反応をされます。✨
脱力しやすくなったり、目線が変わると楽譜が見易くなったり、疲れにくくなったり、
ただ、大事なのは、自分はどんな高さがベストなのかを自分で探すことだと思います。ので、あくまでも参考として調整のお手伝いをさせていただきます。
それと小さいお子様の場合は、椅子を高く設定することで足がブラブラということにならないように、足台をお勧めしております。100均でも売っているようなスノコ台とか、電話帳とか百科事典とか・・・
(最近の電話帳は薄っぺらい?)
もちろんピアノ用の補助台、補助ペダルも取り扱いしておりますので、椅子も含め、ピアノにまつわる付属品のご相談もお気軽にお寄せください。
コメント