よく訊かれる事(調律師の場合)

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お客様との会話でよく訊かれる事として、あくまで個人的ではありますがトップ5にしてみました。

5位:「何台くらい調律してますか?」

大阪で仕事をしていた頃は、一日3〜4台をほぼ週6、月にして約66台!というハードスケジュールでした。今思えばよくやってたな〜と自分でも感心します(笑)その頃に、いかに短時間で効率よく仕上げるかという技術を学んだような気がします。現在はそれほどの台数はできません・・・・と、先日お客様にお話したら、「わしゃ後期高齢者じゃがまだまだ現役で仕事しとる。あんたまだ若いろ〜」と言われ、ちょっと恥ずかしく、逆に元気をいただきました。

4位:「ピアノを教えてますか?」

たまに訊かれます。いえいえ、ピアノを教える事もまた技術が要ることですね。

3位:「相当ピアノ弾かれるんですね?」

調律後に高速でスケールやアルペジオなどを弾くとこのように言ってくださることがありますが、

こんな感じです。実は調律したてのピアノを美しく響かせて、ビフォーアフターを感じ取ってもらえたらという意図的な弾き方でもあります。

2位:「音大出ですか?」

これも3位と同じような反応としてよく言われます。ピアノ調律学科を設置している音大もあるようですが、ニシムラは専門学校卒。余談ですが、ピアノ調律師も音楽について、特にピアノ音楽、クラシック音楽についての知識は必要だと思います。ニシムラ自身はジャズが好きでよく聴くのですが、ジャズピアニストは必ずと言っていいくらいクラシックピアノのスキルがあります。今更ながらどんな世界でも基礎的な事って大事だなと思います。

1位:「絶対音感があるんですね」

調律師にあるある質問だと思います。結論、絶対音感はありません。そして調律に絶対音感は必要ありません。絶対音感については色々意見がありますが、最近ではこの方の動画が一番分かりやすかったです。https://youtu.be/zu0QUQO6Je4

そして番外編

嬉しかった質問1位:「うちの娘が調律師になりたい言うてますねんけどどないしたらよろしい?」

【完】

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